数日前に撮影したライトアップされている
市内某所の銀杏並木です。
本日、外の景色は、二十四節季、小雪の暦通りとなりました。
吹く風に冷気を感じますが、
温室の中では、春に向けて、宿根草類の定植作業が始まりました。
当事務所に一服の書を掲げております。
文字の勢い、枯れ具合は、歳を重ねてから
少し理解できるように感じますが、
母が80歳になる前の一筆です。
その意味は、今はまだ理解できませんが、
母が、歳を重ねて紙と向き合った想いは、
推察の域です。
背中が丸まり、下を向いて歩くようになりましたが、
畑に出て、野菜作りを日々の活力としているようです。
それでも、時々、照れくさそうに仰向けになり、
背骨を伸ばそうとする姿は、懸命さを感じます。
人の背中を見て、、、、云々と言われますが、
この一服は、背中なのかもしれないと思わされます。
この様な事を考えるのも、
伝統風習を行うせいかもしれません。
新嘗(にいなめ)の意味も含め、
この時期にえびす講(平たく言えば感謝、祈願祭)を行う。

子供の頃は、そろばんと財布を供えて拝めと
いわれたものでしたが、
今は、電卓?がそろばん代わりです m(._.)m
風習を続けることの意味も
慌ただしい日常の中では、ぼやけてしまうのも
無理もない話しですが、
四季が確かにあるように
変わりようのないものは、
大切にできればと思えます。